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「遊んで学べ」をテーマに、学習ゲームなどの制作をしています。

仲間と協力しながら、カードをつなげて最長記録を狙え!! つながり、つながり、つながり~。

 ツナゲーは、社会におけるグループワークや普段の生活で日常的に行われる【情報共有】という行為を、楽しみながらふりかえるということに主眼を置いています。

 ここで言う情報共有とは、任意のコミュニケーション手段を用いて、自分が持っている情報を他人に伝え、共有することを指しています。現在私たちは、会話、筆記メモ、身振り、メール、携帯電話、ホームページ、BBSなど、多くのコミュニケーションの手段に囲まれて生きています。それぞれに、情報が共有されるプロセスに特徴があり、また適した状況やマナーがあります。その認識が希薄だと、誤解や齟齬を生み、グループワークの運営や人間関係に支障をきたす可能性があります。

 私たちのコミュニケーション手段が多様になっている今、情報共有は、個々が改めて見つめ直すべきプロセスではないかと考えます。ツナゲーは、その情報共有に関する認識を深めることを最大の目的としています。

※このゲームは、2回行うことを前提として設計されています。
1回目→かく(書く・描く)こと禁止
2回目→話すこと禁止

禁止項目は、ふりかえりを効果的に行うために設定しています。必要なければ、禁止項目を省いてプレーしても問題ありません。

1.プレーヤーは、自分のUFOを決めます。

2.32枚のカードをよく混ぜて、4人のプレーヤーそれぞれに、8枚ずつ裏向きに配ります。
※ 手元のカードは、他のプレーヤーに見せてはいけません。(禁止されているコミュニケーションも行えません。)

3.ジャンケンをして勝った人から時計回りに、カードを置いていきます。
    カードは、自分と他のUFOがつながるように置いていきます。自分のUFOからつながり星人の手がつながるようにしか置けません。
   ※ 自分の順番をパスすることはできません。
   ※ UFOからのつながりが、壁にぶつかるなどして途絶えた場合、そのプレーヤーはゲームオーバーになります。
    (カードを置けなくなります。)

4.UFOとUFOがつながった場合、つながった2人のプレーヤーは次の順番から空いているマスのどこにでもカードを置くことができます。
    他のプレーヤーが少しでも長くつなげられるように、サポートしましょう。

5.全てのプレーヤーが全カードを置き終えた時、または、これ以上カードを置けない状況になった時、ゲーム終了になります。

6.最後に得点を計算します。計算の仕方は、UFOからUFOへつながっているカード1枚分を1点で数えます。
   ※ UFOとUFOがつながっていない場合は、得点になりません。

7.より高い合計得点を目指してがんばって下さい。

1.参加者を1班4人のグループに分けます。
   参加者が余る場合は、5人グループを必要なだけ作って下さい。 5人グループのところは、1プレイヤー分を2人で行います。

2..各グループの代表者に、ゲームキットと説明書を、取りに来てもらいます。

3.参加者に説明書のルールを読んでもらいます。

4.ゲームに関する質問を受け付けます。

5.1回目のゲームを始めます。1回目は、かくことは禁止であることをファシリテーターがプレイヤーに伝えます。
   (必要であれば、筆記用具をしまってもらいましょう。)

6..1回目のゲーム終了。(約15分)

7.代表者に、得点を記録してもらいます。

8.2回目のゲームを始めます。
   2回目は、話すことは禁止であることをファシリテーターがプレイヤーに伝えます。(必要であれば、マスクを装着。)

9..2回目のゲーム終了。(約15分)

10.代表者に、得点を記録させます。

11.代表者が、黒板に記録した得点をそれぞれ書きます。

12.必要に応じて、「ふりかえり」の時間をとって下さい。 13.ゲームキットと説明書の回収。終了。

 ここではまず、情報共有におけるコミュニケーションの役割を見ていきましょう。そのあと、情報を共有していくプロセスで行った具体的な工夫などについて話し合っていきます。ここでは、『名前を決めるということ』『リーダーの役割』『プロジェクトモデルとの比較』の3つの論点を挙げてみます。

1.コミュニケーションの役割
  1.1.コミュニケーションの手段とは?
  1.2.ゲーム中はどのようなコミュニケーションがとられていただろうか?
  1.3.特に「ノンバーバルコミュニケーション』について考えてみる。

2.「名前を決める」ということ

3.リーダーの役割

4.プロジェクトモデルとの比較

>>>・ツナゲー振り返り要素案
慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスにて行われた「行動と社会関係」の履修者約70名の学生を対象にプレーをしてもらい、以下のような内容でアンケートをとったものをまとめてあります。興味のある方はごらん下さい。

あなたは、「つながりゲーム」のファシリテーター(進行役)をします。「つながりゲーム」のふりかえりのポイントを独自に2つ考え、その説明をそれぞれ200字程度で記しなさい。

>>>・ツナゲーアンケート集計
同大学の加藤文俊研究プロジェクト内にて、プレーをしていただいたときのアンケート結果の集計

つながりボード
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つながりピース
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>>>ダウンロードはこちらから

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